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イスタンブールの夜は騒がしい!?
今回泊まった宿、一階はおしゃれなカフェになっている。
二階以降は客室になっていて、俺たちの部屋はダブルベットがある大きめな個室だった。
値段は一泊あたり23ユーロ。
リーズナブルで悪く無い宿なんだけど、夜になると非日常的なことが起こる。
第一夜目は隣の部屋から卑猥な声が・・・
イスタンブールの第一夜。
キルギスからのフライトの疲れと、一週間ぶりにドミトリーから個室で寝られる事への開放感からベッドで大の字になっていた。
まぶたが重くなり、眠りへのカウントダウンが始まり、まさに夢の世界へ飛び立とうとしたその時だった。
「アーン!アーン!」
俺「!?」
「ア、ア、アーン$%#@・・」
俺「!!!!?」
なんか急にピンクな音色がが聞こえて来た!
「あれ!?俺は夢の世界に到達したのか?」
眠気まなこの俺は、一瞬そう思った。
しかし、その喘ぎ声のボリュームの大きさに我に帰った俺。
どうやら隣の部屋のチョメチョメの音がダダ漏れしているようだ。
「ワァオ〜」
「アッ、アッ、アッ!」
突如、洋モノのAVの世界にワープしてしまう。
最初は隣の客がAVでも見ているのかと思った。
しかし、ベットがきしむ振動が喘ぎ声とシンクロして伝わってくるのを感じて、お隣さんはリアルにまじわっているのだとわかった。
それにしても声がバカデカい。
眠気なんて吹っ飛んで、こっちまでムラムラして来てしまう。(笑)
およそ一時間あまりボリュームMAXでお隣さんのまぐあいは続いた。
次の日の夜は宿の外が騒がしい!宿の前で乱闘騒ぎが勃発!
トルコ2日目の夜は彼女と共に過ごす。
彼女は旅の疲れを癒すため、早めの就寝。
消灯してしばらくすると、外から男たちの怒声響く。
ベットから飛び起きて部屋の窓から外の様子を伺う。
イスタンブールの夜は、東京と同じで街頭がたくさんあって明るいので、外の様子がよくわかる。
宿前の通りでは、観光客風の若い白人男性が、スーツを着た現地人風の三人組の男たちに追いかけられていた。
彼らの会話を独断と偏見で勝手に解釈するとこんな感じだ。
三人組「おいっ!待てコラー!」
白人 「ヒエ〜助けてくれ〜」
三人組「待てって言ってんだろうがー!」
白人はコケて三人組に追い付かれる。
壁際に追い込まれ、囲まれて、壁ドンされる。
三人組「お前ちゃんと金払えや!」
白人 「いや、いや、いや、いくらなんでも料金高すぎですやん」
三人組「はぁ!?酒飲んで女の子つけて、お前、楽しい思いしたんとちゃうんか?!」
白人 「いや・・・でも・・・」
三人組「でもやない!こっちもボランティアでやってる訳やないんやで!?」
話していてもラチがあかないと感じたのか、白人は隙をついて逃げ出す。
しかし三人組は、白人を後ろから掴んで引きずり戻す。
白人、三人組にビンタされたり、髪の毛を引っ張られる。
そうこうしているうちにサイレンの音と共にポリスが駆けつける。
三人組がポリスの姿を確認すると、白人から距離を置き、また白人はポリスの方に駆け寄る。
ポリスは双方の言い分を聞いている。
ポリス「どうした?お前達」
三人組「あいつがワシらの店で飲んだのに金払わへんのや〜!」
白人「ちがう!ちがう!あいつらが金ぼったくろうとしたから逃げたんだ!」
三人組「じゃかあしいわ!ワレ!ボケ〜!」
ポリス「まあまあ、落ち着いて。ちょっと君!こっち来ようか。」
てな感じでポリスは白人と三人組をそれぞれ別々のパトカーに乗せて走り去って行った。
そんなこんなでゴタゴタは終了。
2日目の夜も熱かった。
最終日の夜に騒がしかったのは・・・
そして最終日の夜は・・・特に何も起こらなかった。
まあ、しいて言えば、俺たちが熱かったとか、熱く無かったとか・・・笑
騒がしかったとか、騒がしく無かったとか・・・
本日の教訓
TOKYOのKABUKI CHOだって熱くて騒がしいYO!