危険な都市の歩き方

治安の悪い街を歩く時の基本的要点 【準備から実行、後始末まで】

 

悩み

 

海外旅行や語学留学に行く計画を立てていて、どうしても行きたい国があるのだけれど、その国の治安が心配で行くのを迷ってます。

治安の悪い国に行く時の注意点や準備すべきことがあれば教えて欲しい。

 

こんな悩みを解決します。

 

この記事の概要

 

・行きたい国があるけど治安が少し不安。

・治安の悪い国を歩く前に理解しておきたい5つの原則。

・治安の悪い国に行く前の準備から実際に歩く時、宿に帰るまでのポイント。

 

この記事の信頼性

 

                  カンタロウ

この記事を書いている私カンタロウは、幼少期より空手や柔道、古武術などの武道を学んでおり、その修行の一環として世界の発展途上国や治安の悪い国(紛争地は除く。)を旅してきました。

職業として探偵やクラブセキュリティー、身辺警護を経験し、また予備自衛官として自衛隊の訓練を受けてきました。

 

 

今回は「治安の悪い国の街を歩く時の基本的要点」を実際に旅をする時の順を追って紹介していきます。

 

本記事の内容は、私が旅をした時にも注意していたポイントです。

実際にコロンビアでは二人組の男に尾行されている事に気づくことができ、未然に犯罪に巻き込まれることを防止しました。

また旅での失敗の教訓から得たポイント、探偵や身辺警護のスキルで実際に旅で役に立ったものなどを紹介していきます。

 

防犯上の要点を抑えた行動をとれば、治安が悪いと言われている国でも犯罪に巻き込まれる可能性はグンと下がり、旅行などを楽しむことが出来ます。

 

ブックマークしておいて都度、状況ごとに読み返すという使い方がおすすめです。

 

 

治安の悪い国に行く前に覚えておきたい五つのマインドセット

 

 

まず、治安の悪い国に行く時に覚えておいてほしい5つのマインドセットがあります。

 

1、事前に情報収集を行っておく

2、常に脅威評価を行う

3、危険や脅威に近づかない

4、万が一の時に備えておく

5、その日に出会った人を信用しない

 

以上の五つです。では詳しく見ていきましょう。

 

1、事前に情報収集を行っておく

  

以下のサイトで事前に行きたい国の治安情報をチェックしましょう。

 

・外務省の海外安全ホームページ

・行きたい国に行ったことのある人や住んでる人のブログ

 

また行きたい国の空港から宿、宿から目的地へのルート確認や、交通手段の確認をしておきましょう。

治安情報をチェックしていると、それぞれの国によって犯罪の傾向が異なっていることがわかります。

また犯罪の多発地帯の情報も得られます。

行きたい国の犯罪の傾向や危険な地域がわかれば、防犯対策も立てやすくなるでしょう。

 

2、常に脅威評価をおこなう

  

危機管理の仕事に携わったことのない人には「脅威評価」は聞きなれない言葉だと思います。

脅威評価とはある事柄について、どのくらいの脅威があるかはかることです。

 

海外を歩くときは周囲の人、場所、車両などについて観察しどのようなリスクがあるか予測します。

そしてこれを常に行うのです。

海外では、よく警戒心を持てと言われます。

そして具体的に警戒する行動が脅威評価です。

 

 脅威評価は現地で行うのはもちろん、1の事前の情報収集で得た 情報にも脅威評価を行うと良いでしょう。

外務省の海外安全ホームページの危険情報やレベル付も脅威評価といえます。

それらを参考に自分なりに脅威評価を行ってみましょう。

 

3、危険や脅威に近づかない

 

より良い人生を切り開くために、危険やリスクを負って行動しなければならない時があります。

しかし、旅行者の立場で何事もなく目的地にたどりつきたければ、危険や脅威には近づかないことをおすすめします。

危険やリスクを避け安全な道を選択していきます。

情報収集した結果目的地の危険や脅威が高ければ、 行かないに越した事はありません。

 

ここで皆さんに質問です。

外国で車道と歩道のある通りを歩くとします。

皆さんは自分の歩く方向と車の進行方向が同じ側の歩道と、車の進行方向が逆側の歩道、どちらの方が低リスクだと思いますか?

 

通常、このような場合は車の進行方向と逆側の歩道を歩きます。

バイクなどでひったくりをする際、犯人は必ずと言っていいほど被害者の背後から近づいて行きます。

なぜなら、人間の背後は死角になりやすく犯行を行いやすいからです。

そしてこれが脅威評価です。

その結果よりリスクの低い「車の進行方向と逆側の歩道」を歩くという選択をするのです。(危険や脅威に近づかない。)

 

4、万が一の時に備えておく

  

最悪の事態を想定して準備をしておきましょう。

準備は旅の前にしておく準備と、旅の途中で都度やっておきたい準備があります。

まずは考えられる万が一の事態を想定してみましょう。

 

・強盗に遭い、お金、パスポート、命などを取られる。

・テロに巻き込まれる。

・拉致監禁される。

・怪我をして病院に行く。

 

などでしょうか。

ではそれぞれのケースで事前の準備によってどのような対策ができるか考えてみましょう。

 

事前の準備で出来ること

 

強盗対策

 

・お金を分散して持つ。

・強盗にあった時に渡せるある程度のお金が入ったダミーの財布を用意しておく。

 

テロ、拉致監禁対策

 

・外務省たびレジへの登録。

・海外安全ホームページのお役立ちパンフレット、動画を一通り読んでおく。

・家族や友人と旅のスケジュールの共有、連絡手段の確保。

・ポケットWiFiなど常時使用可能な通信手段を準備しておく。

 

パスポート紛失対策

 

・パスポートのコピーを準備する。

・住民票の写し、六ヶ月以内に撮影したパスポート用の写真、身分証明書とそのコピー、戸籍謄本の原本(長期滞在者)を用意しておく。

 

海外病院対策

 

・海外旅行保険への加入。

 

旅の途中で準備しておきたいこと

 

逃げ道の確保

・目的地へのルートを二つ調べておく。

・レストラン、ショッピングモール、ホテルなどに入った時に出入り口がどこに何ヵ所あるか掌握しておく。

・日本領事館、大使館の場所の掌握。

緊急事態を通報してもらう

・友人や家族へ都度連絡。

・連絡が一定時間途絶えたら、大使館や外務省に通報敷いてもらうように友人や家族に伝えておく。

 

5、その日に出会った人を信用しない

旅をしていると、いろんな人に話しかけられる

 

1人で外国を旅していると孤独を感じるものです。

そんな時、外国人に日本語で話しかけられるとついつい心を許してしまうものです。

また日本語を話すのだから親日家だろうと勝手に思い込んでしまいがちです。

しかしそれは大きな間違いです。

犯罪者はこのような旅行者の心理につけこんできます。

下記は外国での初対面の人に対するマインドセットというか心構えみたいなものを箇条書きにしたものです。

 

外国で初対面の人に対するマインドセット

 

・外国で初めて会った人に心を開かない。

・外国で話しかけられた時、相手の話ではなく自分の荷物や財布に注意を向けて、盗難を防止する。

・困っている人がいても、むやみに助けない。

・初対面で「マイフレンド」と言ってくるヤツとフレンドにはなれない。

・宿のドミトリーで一緒になった人にお金の話などをしない。

・宿やホテルの従業員も信用したはいけない。

・警察官や税関職員も信用しない。場合によってはその場で日本大使館などに電話し指示を仰ぐ。

・初対面の人と飲みに行かない。

・初対面の人から食べ物や飲み物をもらわない。

・初対面の人の情報を信用しない。

・たとえ日本人でも初対面の人は信用しない。

 

旅先での現地の人との交流は旅の醍醐味でもあります。

私自身も現地人にホイホイついて行って素敵な経験をしたことがあります。

しかし基本的には旅先で突然話しかけてくる人には下心があると思って接しましょう。

 

 

出発前に準備すること

 

 

治安の悪い国に行く前には、危機管理に関連する準備をしっかりしておくことをおすすします。

以下に出発前にすべき事です。

全てを完璧に準備するのは難しいかもしれませんが可能な限り準備しましょう。

 

情報に関する準備

 

・外務省の海外安全ホームページでの情報収集

・目的の国に行ったことのある人や、住んでいる人のブログなどをチェックする

・外務省「旅レジ」への登録をする。

・家族や友人と自分の旅の行き先やスケジュールを共有する。

・目的の国の通貨のレートやタクシーの相場を調べておく。

・なるべく治安の良い地域にあるホテルを予約する。

・「海外安全アプリ」をインストールする。

 

準備しておきたい持ち物

 

・ パスポートのコピー。

・住民票の写し、6ヶ月以内に撮影したパスポート用の写真。

・身分証明書とそのコピー。

・強盗に会ったとき渡す用のダミーの財布。(ある程度の現金が入っているもの)

・変装グッズ。(キャップ、サングラス、マスク、サンダル、リバーシブルのジャケットなど)

・お金をいろいろなところに分散しておく。

・海外旅行保険への加入。

・自力で使える通信手段。(ポケットWi-Fi、国際電話ができる携帯電話)

・スーツケースは避け、バックパックなど体に密着できるカバン。

・予備の携帯電話(国際電話可)、予備のクレジットカード。

・旅行先の最寄りの日本大使館、総領事館の電話番号や住所をメモした紙。

・海外旅行保険の保険会社、クレジットカード会社、航空券の購入先の旅行会社や航空会社の電話番号をメモした紙。

 

中、長期的な準備

 

もし、あなたの旅の出発予定日が半年後や1年後であるなら、以下を参考にし実際のリスクに対応するための技術や、危機管理のスキルを身に付けましょう。

 

・ 護身術のセミナーを受ける。

・危機管理に関するセミナーを受ける。

・武術や武道、格闘技を習う。

・ナイフ術を習う。

・体を鍛えて体力をアップさせる。

・外国語教室に通って語学のスキルをアップさせる。

・危機管理系の仕事をする。

・治安維持系の仕事をする。

・探偵の仕事をする。

・ワーキングホリデーを使って海外で語学のスキルをアップさせる。

・ ガテン系の仕事をして体力をアップさせる。

 

 

治安の悪い国に到着、空港から宿までで注意すべきこと

 

  

一般的に日本から外国へは飛行機で移動します。

なので外国での第一歩目はその国の空港ということになります。

外国では空港の中にいる時からリスクが潜んでいます。

 

ここで意識を平和な国日本モードからサバイバルモードにバチッと切り替えましょう。

また夜間の移動は避けましょう。

 

空港内で気をつけるべきこと、やるべきこと

 

・空港ではひったくり、置き引き、荷物のすり替えがあるため、自分の荷物から身体を離さない。

・ニセの出迎えに注意する。

・ニセの警察官や空港職員に注意する。

・事前に空港から目的地までの移動手段や交通機関を調べておく。

・ロビーに座っている時などに話しかけてくる人がいたら、警戒レベルを上げる。

・空港の周りは、ほぼ100%治安が悪い地域なので徒歩で空港から出ない。

 

空港から宿までの移動手段はタクシー⁉︎それとも公共の交通機関⁉︎どっちの方が安全に目的地まで行ける⁉︎

 

宿までのより安全な移動手段はタクシーでしょうか?

それとも公共の交通手段でしょうか?

結論から言えばどちらも一長一短、ケースバイケースです。

それぞれの長所と短所を見ていきましょう。

 

タクシーの利点と欠点

 

利点

 

・空港と宿をドアtoドアで行ける。

・道に迷う事が少ない。

 

欠点

 

・タクシーのチョイスを間違えるとぼったくりや凶悪犯罪に巻き込まれるリスクがある。

・タクシー自体が強盗のターゲットになる事がある。

 

公共の交通機関の利点と欠点

 

利点

 

・自分の意思で行き先を選択できる。

・乗り物に乗っている間は凶悪犯に巻き込まれにくい。

 

欠点

 

・駅やバス停から宿まで歩かなければならず、その間に凶悪犯罪に巻き込まれる。

・乗り物に乗っている時にスリや置き引きなどの軽犯罪のリスクがある。

 

タクシーを使用する際の危機管理のポイント

 

①白タク(流しの無許可営業のタクシー)の利用を避け、空港公認のタクシーを利用する。

②運転手の許可を得てから、「タクシー全体」「タクシー会社の名前」「ナンバープレート」「運転手の顔」の写メを撮り家族や友人と写真を共有する。こちらと長時間応答出来なくなったら外務省に通報してもらう。

③運転手に事前に料金を確認しておく。

④荷物はトランクに預けないで手元に確保しておく。

⑤ ②や③で運転手が嫌がったらすぐにやめて別のタクシーを探す。

 

特に②は脅威評価が高い場合以外は運転手に嫌がられる可能性があります。しかし特に治安の悪い国で信用できるタクシードライバーは②のような要求にも積極的に答えてくれます。

 

メトロやバスを使用する際の危機管理のポイント

 

・メトロやバスの車内ではスリや置き引きに警戒する。

具体的には財布をズボンの後ろポケットには入れない。

できればウエストポーチに入れておく。

荷物を身体から離さない。

バックパックやリュックに財布を入れる場合は、体の前側に抱える。

 

・駅やバス停、バスターミナルの周囲もスラムや治安の悪い地域になっている事があるのでよく情報収集しておく。

・駅や車内では集団スリのターゲットになる事があるので、事前にその手口を調べ研究しておく。

手口や事例は外務省海外安全ホームページを参照。

 

駅やバスターミナルから宿やホテルまでの注意点は

 

・夜間の移動は避ける。

・ 徒歩で移動する前に道順を頭に入れ、移動中は極力スマートフォンを見ないようにする。

・人気(ひとけ)のないところは通らない。

・ 急に落書きの多い場所、ゴミなどがたくさん散らばっている所に入ったらスラム街の可能性があるのですぐに引き返す。

・ 常に周囲を警戒し、すれ違う人や立っている人の脅威評価をする。

・ リュックサックやバックパックは前向きに持つ。

・ 10秒から30秒に一回は後ろを振り返り、ついてくる人がいないかチェックする。

・ 車道の進行方向とは逆向きになるように歩く。

・ ホテルや宿に入る前に周囲に監視している人がいないかチェックする。

 

ATMや両替所を使用する際にも警戒が必要

 

・両替は換金率など気にせずなるべく空港で済ませる。

・ATMの利用もなるべく空港内で済ませる。

・両替、ATM利用前後は周囲や後方を警戒し、待ち伏せしている人やついてくる人がいないかチェックする。

・スキミングされていないかチェックする。

・街中でATMを利用する際は、銀行内にあるものを使い、外に設置されているものは使用しない。

 

 

ホテルで注意すること

  

ホテルや宿に入った途端とても安心します。

しかし海外のホテルや宿はチェックインしてからも危険が潜んでいます。

 

受付では置き引きされた事例がありますし、部屋に強盗が侵入してきたり、ホテルの従業員が部屋の清掃時に盗みを働いた事例も存在します。

またドミトリーのような相部屋の場合、窃盗のリスクはさらに高まります。

 

基本的には外を歩く時と同じように警戒心を持って行動する。

 

・ チェックインの際は荷物を体から離さない。

・ 受付から部屋に入るまでの間は5秒に1階は後方を見て、ついてくる人がいないかチェックする。

・ エレベーターに乗る際はなるべく1人もしくは仲間内だけで。

・ エレベーターに一緒に乗っている人がいる時、自分が降りる際は一番最後に降りる。

・ 部屋に入る前にもう一度後ろを振り返る。

・部屋のインターホンが鳴ったときはすぐにドアを開けずに、のぞき穴で確認後チェーンを付けてドアを開ける。

・貴重品を部屋に置いておかない。

・ドミトリーの場合、貴重品だけは肌身離さず持っておく。

・ドミトリーでシャワーを浴びる時も貴重品をビニール袋に入れて、シャワールームまで持って行く。(帰りに忘れないように)

・ホテルでの生活にルーティーンをつくらない。

 

ホテルから目的地に向かう時に注意すべきこと

 

 

基本的には「駅やバスターミナルから宿やホテルまでの注意点」と同じです。

特筆すべきはことは下記の通りです。

・タクシーで移動する場合はホテルにタクシーを呼んでもらう。

・タクシーに乗る際は荷物をトランクに入れない。

・市街地や観光地ではスリやひったくりなどの軽犯罪に注意する。

・レストランやショッピングモールなどでは出入り口の場所や避難経路の確認をしておく。

・レストランで食事中に荷物を肌身はなさず持っておく。

・人に話しかけられても簡単に心を開かない。

 

 

ホテルに戻るとき注意する事

 

・ホテルに近づいたら5〜10秒に一度後ろを振り向いてついてくる人がいないかチェックする。

・ホテルの周囲に待ち伏せしている人や、不審な車が停まっていないかチェックする。

・ローカルな地域にある宿やホテルは子供が監視役の場合もある。

・ホテルのロビーから部屋までの間でついてくる人がいないか後ろを振り向いてチェックする。

 

 

もしリスクが顕在化したら・・・

 

リスクが顕在化した時のマインドセット

 

まずはリスクが顕在化した時の以下のマインドセットを覚えましょう。

「命を第一に、お金やパスポートはあとでなんとでもなる。」

「旅行先は相手(犯罪者)の土俵、旅人には絶対不利」

「なるべく自分の滞在先を他人に知られないようにこころがける」

 

リスクが顕在化した時の対応

 

・後をつけてくる人(尾行者)を発見したときは5秒に一回は後ろ振り向き相手との距離感を保つ。

・ 尾行者をまく行動をとる。(危険や脅威に近づかない)

・ ホテル内などでついてくる人がいるときはすぐに自分の部屋に逃げ込まない。(不審者に部屋を割られるから) なるべく階段を使ってロビーに戻りホテルの従業員に報告する。

・ 待ち伏せや監視者を確認したら、すぐに引き返すなどして距離を取る。(危険や脅威に近づかない)

・ 警察官が呼び止めて持ち物検査をしてきたときは、「別の警察官にも立ち会ってもらう」、「現地の日本国大使館に連絡する」と主張して毅然とした態度を示す。

・ 実際に強盗にあったら抵抗しない。

・ 拳銃や刃物などで脅されたら、両手のひらを相手に向け抵抗する意思がないことをアピールする。

・ 相手が質問してきたことだけに答える。

・ 用意しておいたダミー財布を渡す。

・ 拉致されたら、まず自分の感情をコントロールして落ち着く。

・ 犯人の狙いはあくまでお金であると意識する。

・ 基本的には無理に脱出はしない。しかし条件が合えば脱走を試みても良い。

・ テロに巻き込まれたら、まず伏せる。次に脱出ルートがあればそこから逃げる。脱出ルート等なければ犯人から見えない所に隠れる。この時銃弾を防げる遮蔽物に隠れられればなお良い。

 

 

もし犯罪の被害に遭ってしまったら

もし何かしらの犯罪の被害に遭ってしまったら、最寄りの日本国大使館や領事館に行き相談しましょう。

 

パスポートを無くしてしまったら

 

・パスポートの盗難の被害に遭ったら、現地の警察に被害の事実を届け出る。

・警察でポリスリポートを受け取る。※パスポートの発給申請や保険請求の際に必要

・大使館、総領事館でパスポートの新規発給や「帰国のための渡航書」の発給を行う。

 

クレジットカードを無くしてしまったら

 

・クレジットカードを盗難や紛失してしまったら、至急カード会社に連絡してカードの無効手続きを行う。

 

 

まとめ

 

準備や予防策をしっかりすることで、治安の悪い国でも犯罪に巻き込まれるリスクを下げる事ができます。

もし旅先で犯罪に巻き込まれた場合、ある程度の被害は免れません。

なので私たちに出来ることは巻き込まれる前にしっかり準備や予防、対応をすることです。

 

例えば治安の悪い都市の中にも安全な地域はあります。

そして安全な地域も時間帯によっては危険な場所へと変化します。

このような情報を事前に把握していれば、現地で犯罪に巻き込まれる可能性はぐんと落ちます。

 

最後にみなさんに意識してほしいことがあります。

それは「油断しない」ということです。

私はあえて治安の悪い都市に旅をしに行きましたが、そのような場所で犯罪に巻き込まれる事はありませんでした。

しかしそれほど治安の悪くない都市で何回か犯罪の被害に遭いました。

その原因を探るとやはり「油断」という言葉に行き着きます。

治安の悪い国では警戒心はMAXになり、自然と危機管理意識が高まります。

ところが治安がそこまで悪くない地域や何かの拍子に警戒心が緩んだ時に油断してしいまい犯罪に巻き込まれてしまっていたのです。

なのでみなさんも海外では油断せずに常に警戒心を持って行動しましょう。

 

 

 

 

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