ユーラシア大陸

中国に到着早々この旅の先行きに暗雲が立ち込める

最初の国、中国でいきなりパスポートを紛失。

 

成都の空港のロビーにあるフカフカのベンチで爆睡する。

 

2017年11月4日、東京を出発して最初に 降りたった地は中国、成都の成都双流国際空港。

特に行きたかったわけではない。

けれどキルギスへ行くのに成都でトランジットの待ち時間が17時間以上あるので、街の中心部まで遊びに行くことにした。

ただ深夜に到着したので、空港のソファーみたいなベンチで仮眠をとる。

 

「寝心地はまあまあか・・・」

5秒後

「ZZZ・・・」(爆睡。)

 

朝起きるとポケットにあるはずのモノが無くなっていた。

 

 

そして清掃のおばちゃんの掃除機の音で目を覚ます。

一応持ち物チェックをする。

 

「あれ⁉︎」

「おかしいな」

「パスポートがない⁉︎」

 

確か上着のポケットに入れていたはずだ。

だがない。

バックパックの中身をひっくり返して探しまくる。

入国しているから寝る前には絶対に持っていたはずだ。

ベンチの周辺も探しまくるがない。

やばい、寝ている隙に盗まれたか!?

俺はかなり焦った。

もうこのまま旅が終わるんじゃないかと思うと色々な事が頭によぎる。

 

「 予約した飛行機、宿代、全部無駄になる。」

「 てか、パスポートなくしたら、どうすればいいんだ?」

 

かなり心が揺れていた。

しかもここは中国。

日本なら親切な人が拾って届けてくれるだろうけど、中国では…

 

中国、捨てたもんじゃねー!

 

 

空港内の「?」マークの看板が目に入る。

 

「 インフォメーションセンターか。」

「 ないとは思うけど一応聞いてみるか。」

 

俺はつたない英語でインフォメーションセンターの人に尋ねてみる。

 

「 エクスキューズミー? ドゥーユーハブ マイパスポート?」

「 あなたの国はどこ?」

「 JAPAN!」

「OK」

 

するとまさかの・・・

 

ジャ〜ン!

あった!

奇跡だ!

空港の親切な人が届けてくれたのか。

中国、捨てたもんじゃないかも! 

成都国際空港

 

Googleマップのクチコミに寝れるふかふかソファーの情報がありました。

  

本日の教訓

 

・パスポートはポケットに入れたりせず、首にかけるかショルダーバックに入れて管理するべし。

・空港のソファーでは寝ない。

 

 

 

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